カナダでAOE3をする日記

Age of Empires 3: Definitive Edition (AOE3DE)の攻略情報等をまとめていく予定です。

家畜市場検証

アフリカDLC新文明共通の家畜市場のシステムを検証してみた

基本情報

コストは木200。

最大5件まで建てられる。

肉以外の市場研究を行うことができる。

金100で牛を生産できる。選んだ進化によってはヤギも生産できるようになる。

金250を払って手持ちのすべての家畜を影響力と交換できる。これはゲーム中一回しか使えない。家畜肉量の半分が影響力になる。

家畜市場にいる牛は影響力1秒に0.15を生産する。太っていると0.5。家畜市場のテクで+0.15/秒。ラマやヤギは影響力の生産量が低い。

他は普通の家畜市場と変わらないが時代3と4に家畜関係テクが追加されている。

家畜⇔木金交換関係

家畜を一体ずつ直接木または金と交換できる。資源は農民で集める必要がなく直接手持ち資源に入る。

家畜と木・金の交換はレートによる。100%の時交換すると家畜の持っている肉量がそのまま木か金になる。50%の時交換すると家畜の持っている肉量の半分が木か金になる。

家畜と木・金の交換レートは1秒に0.1%上がる。

家畜を木や金と交換するとその資源の交換レートが20%下がる。

レートは見た目上100%が最高だが内部では115%まで上がるらしく100%になってしばらくしてから交換すると数%しか下がらない。100%を超えてももらえる資源が増えるわけではないが100%になったからといってすぐに交換しないと損というわけでもない。

4の時代の改良型家畜市場的なカードを切ると交換レートが1秒に0.15%上昇する。

エチオピアの2の時代のカードで呼べる巨大牛も交換できる。100%の時に交換したらいきなり木か金900!OP。

家畜の価値は

家畜の木・金交換はレートが変動するのでレートがいくつ以上なら得をするのか計算する。ここでは以下の採取効率を使う。

家畜からの肉採集 2/s 穀倉があると2.2/s

死んだ家畜の肉自然減少 0.75/s

農民の野生動物採取 0.84/s

同金 0.6/s

同木 0.5/s

仮に穀倉の隣で4人で牛から肉を取るとすると2.2*4+0.75=9.55/sの速さで肉がなくなっていくので肉100あたり10.5秒かけて肉92回収できる。回収するのに10.5*4=42秒分農民が仕事をするが、その分普通の動物を取っていたら0.84*42=肉35とれていたことになる。つまり穀倉オーラ内で農民4人を使って家畜を食べた場合肉の純増は家畜の持っている肉100あたり57となる。この肉57をVillager Second (VS; 資源を農民の仕事時間換算したもの)に直すと57/0.84=67.9VSとなる。

一方家畜を木や金と交換する場合農民は一切仕事をする必要がなく一瞬で資源が使える状態になる。家畜の肉100あたりでもらえる資源量をVS換算すると一次関数で表せるがそれぞれ金の場合VS=100/0.6*レート、木の場合VS=100/0.5*レートとなる。ここにVS=67.9を代入すると金の場合レート=0.407、木の場合レート=0.340となる。まとめると、交換レートが金は40.7%、木の場合は34.0%になるまでは農民で肉を取るより木や金と直接交換したほうが得することが分かる。